働きながら公務員試験を受験する際の心構え

凡人が本気で何かをしようとするとき

 

頑張るって決めたけど、「結局今日は何もしなかった」とか、「なんだかだらだらして…」「今日は疲れたからいいや」とやらない理由を作ってしまうことってありますよね。

 

特に長期的に物事に取り組む際には、明日があると思ってしまいがちです。でもそれで結果が出るのでしょうか?働きながら合格することができるのでしょうか?

 

本気という言葉って結構便利ですよね。頑張るとか言うのはとても簡単です。一番の問題はその決意が実行に移されて、結果が出るかどうかです。これは公務員試験は合格するかどうかの結果しか見ません。

 

勉強していたというプロセスは評価されません。手に入れるものは公務員への転職失敗という事実だけです。

 

今回は働きながら公務員試験を受験する際の心構えを考えてみました。一年近く仕事しながら受験勉強をしてきた際の気の持ち方を振り返ってみます。もしかしたら、勉強だけでなく、副業などにも共通する方法かもしれません。

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気力の保ち方

公務員試験は純粋に暗記というか勉強量がモノを言う試験でもあります。センスのある人は簡単に突破できるかもしれませんが、私のような凡人には泥臭く勉強するしかありませんでした。仕事と勉強を両立させるわけですから、時間・体力・精神力を効率よく使っていく必要があります。自分の意識改革の他にも家族の理解が必要になります。

 

周囲の理解を求める

転職は自分だけの問題ではありません。妻や子ども、両親にも環境の変化が起きます。ましてや、勉強期間が必要な公務員試験では日々の学習時間の確保のために、家庭を疎かにしがちです。家族の支えが無くては転職活動もままなりません。

 

公務員に転職したいから勉強しなくてはならないと正直に家族に相談してみましょう。

 

今現在の職に不満を持っているのであれば、それも正直に伝えましょう。家族の方もきっとその不満には薄々気が付いていて転職を後押ししてくれるはずです。

 

諦めるものを決める

諦めるというとなんだかネガティブなイメージがありますが、ここでは目標達成のために何を犠牲にできるかという意味です。時間は1日24時間しかありません。仕事も遊びも勉強もすべてをこなすことはとても難しいです。

 

仕事以外はすべて勉強と位置付けることができればいいでしょう。仕事の時間以外の時間とは、テレビを見る時間、ゲームをする時間、漫画を読む時間など直接的に削減することができる時間や、通勤時間や食事、風呂の時間に並行して勉強することで時間の確保ができるようになります。

 

ここまでストイックにやるかどうかは別として、仕事で疲れているからテレビでも見てリフレッシュしようとダラダラしているとそのまま寝る時間になってしまうことでしょう。

 

何かを手に入れるためには何かを手放さないといけません。

 

働きながら公務員に転職したいのであれば、自分の自由な時間を手放しましょう。その時間で試験勉強をするのです。多少の息抜きはいいですが、それはあくまで多少です。

 

たった一年です。人によっては6ヶ月だったりします。期限が決まっています。

 

大丈夫です。きっとできます。

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決断の意味を考える

決断をしても実行が伴わなければ何もなりません。決断の意味を考えてみると、「一つのことに決めて他の選択肢を断つ」ことと考えられます。これは決意を新たにすることではなく、実行して初めて意味を持ちます。

 

仕事で疲れていようが、今日嫌なことがあろうが、決断をしたのであればそれに向かって努力を継続するのです。

 

始めることやりきること

 

強く決断できたのであれば、これを達成できるはずです。

 

 

まとめ

公務員試験を受けると決めたらそれに向かって愚直に行動するだけです。大学受験や高校受験の時の気持ちを覚えているのであれば、それを思い出すと参考になると思います。勉強だけでなく、部活やイベントもありました。決して勉強していただけではないと思います。今の生活の中でも勉強できる環境を作ることができるはずです。

 

活用できたテキスト問題集等

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