【17か月前】公務員試験受験を決意する【3月】

当時の私の労働環境と公務員試験受験のきっかけ

当時私は会計事務所に数年間勤めていました。仕事も覚えてクライアントとも良い関係を築いて何とか信用を積み上げてきている時期です。通常であれば仕事そのものが楽しくなり、周囲とのコミュニケーションも密になっていく時期です。

 

しかし、私は違っていました。仕事そのものは嫌いではないのですが、職場に対して不信感や長時間労働からの疲労、将来不安から転職を考えていました。

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私が当時いた環境

会計事務所とは税理士をトップとして、主に中小企業をお客さんに税務会計の指導や申告を行うという仕事をしています。ですので、数字(簿記や税金の計算)に強ければできる仕事です。

 

労働環境

努力の方針がわからなかった

先ほど会計事務所は税理士をトップとしてと書きましたが、このトップが右と言えば右、左と言えば左になります。中小零細企業はどこもそんなものだと思いますが、方針がコロコロと変わります。頑張って成果を出しても、成果が出たころには方針が変わっていて自分の努力が徒労だったことも何度もありました。

 

労働時間が長かった

労働環境は朝7時に事務所に入り、通常時は19時から20時に帰宅。繁忙期には22時から23時に帰宅という流れです。給与体系はみなし残業制として完全固定給でした。一時期労働法の関係で残業代が問題になったときにみなし残業制が導入されたようです。みなし残業代が支払われる代わりにその分基本給が減額になっているので、トータルの支給額は変わっていません。考えた人は頭いいですね。さすがです。

 

これだけだとまだいいのかもしれませんが、問題は仕事を自宅に持ち帰ってそこから仕事を再開するという点です。日や自分のモチベーションによっても差がありますが、だいたい1時間から4時間くらいの間で自宅残業をしていました。当時はこれが常態化していました。

 

土日は何をしていたのか?

当時の職場はカレンダー通りの休日ですので、土日祝日、年末年始は休みです。繁忙期は土曜日出勤がありました。休みは確かにありましたが、会社から宿題が出ていました。すぐ終わるような宿題ではなく、課題図書を与えられその感想文や要約を6000文字程度で作成して提出するというものです。課題図書も自分で選ぶのではなく、上司が選んだ書籍です。税務会計以外にも資金繰りや哲学、自己啓発書など多岐に渡しました。平日は仕事で終わってしまいますので、休日に課題図書を読み感想文を書くということをしているのです。当然、休んだ気はしませんし、宿題があるので遊びに行くとこもできません。宿題が早く終わっても、疲れて寝てしまいます。勉強にはなりましたが、疲労はずっとピークでしたし、毎日イライラしていた記憶があります。

 

当時はブラック企業という言葉もメジャーではありませんでした。でも、今思えばブラック臭がプンプンしますね(笑)

 

気が付けばそんな生活を数年間続けていました。

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運命の出会い

運命とかいうと大げさですね。ですが、当時の私にはとても魅力的に見えたものがあったのです。仕事の関係で税務署に行くことがあったのです。その時に見つけました。「国税専門官募集」のポスターです。

 

今まで会計事務所で働いてきたけど、税務署側はどうなんだろう。自分が今までやってきた経験を役人として活かす道もあるのではないだろうか。ましてや、自分の生活上、公務員でもいいのではないだろうか。とそう思っていました。

 

なんと給料が上がる

通常、転職をすると給料が前職時よりも下がるとこが多いです。さらに、公務員の場合は給料が法律で決まっています。

 

なので、期待しないで国税専門官の初任給を調べてみると・・・

 

なんと給料が上がるではありませんか!

 

そうです。会計事務所での給料は他の業種に比べて安いのです。会計事務所というと専門家集団で給料も高いと思われがちですが、全くそんなことはありません。ただ、事務所によって方針は違いますので、すべての会計事務所の給料が安いというわけではないでしょう。

 

 

公務員への転職を検討する

当時そもそも転職をしようか迷っている時期でした。ですが、転職に失敗して今よりも悪い環境になってしまったらと思うとなんだか躊躇してしまい、一歩踏み出せずにいたのです。そこに、運命の国税専門官募集ポスターを見て、公務員転職を決意するわけです。

 

公務員への転職なら誰も反対しない

親も当時の私の労働環境は知っています。実家に暮らしていましたからね。親が目覚めるよりも早く会社に行き、親が寝静まった後も仕事をしている。土日もどこにも行かずずっとパソコンの前で唸っている。こんな生活をずっと見ていたのです。当然心配してくれました。

 

公務員なら身分も保証されているし、安定している。労働時間も今より過酷ではないはず。当然、親も応援してくれました。

 

 

受付に間に合ったのでとりあえず受験申込

決意だけで転職できるほど甘い世界ではありません。試験に合格しないといけませんからね。私がポスターを見て公務員試験を受験する決意をしたのが3月末、筆記試験は6月上旬です。実質2ヶ月しかありません。
運のいいことに3月末時点で受験申込ができましたので、試しに受けてみることにしました。合格できればラッキーですものね。(受験料も無料ですし)

 

まとめ

募集ポスターを見ることで転職を思い立ったのですが、3月時点では思い立っただけで実際に勉強を始めたわけではありません。学習方法もまだ確立していませんし、独学云々もまだ決めていません。前職の関係上、国税専門官一択でした。他の公務員は考えもしませんでした。まだ勉強らしい勉強もしておらず、受験要件や待遇を見て、転職したいなぁと思っている程度です。結果としてここから転職まで18か月かかっていることを考えると、働きながら独学で合格レベルまで持っていくのはとても大変だったとしみじみと思います。

 

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