【6か月前】学習法について葛藤。忙しくなると余裕が無くなる【2月】

結局のところ働きながら勉強するには気合だったりする

いよいよ本業の方で繁忙期が始まります。この時期は業務量が極端に増えるのですが、同時に宿題やレポートのような週末業務が無くなるので精神的にとても楽です。純粋に仕事さえしていればよいという環境です。残業も増えますし土日出勤が当たり前になりますが、それでも勉強は続けています。

Sponsored Link


学習内容

一次試験まで残り4か月となっています。この時に勉強法について不安になっています。模試の結果が芳しくないので仕方ありませんが、愚直にやっていけば覚えるものなんですけどね。結局やり方は変えていませんが、正文化した後の復習方法を工夫しています。

 

 

模試の結果など

2月は模試を受けていません。LECの結果が返ってきました。
国税専門官 E判定
正直予測できていましたので、あまり心理ダメージはありません。それでも凹みましたが…上手くいかないときって色々考えが堂々巡りしてしまいます。

 

じっくり解くかスピード重視でたくさん解くか

私は基本的にスピード重視でたくさん解くタイプです。一度解いた問題で正解したものであっても、3回は繰り返します。3回目にも間違えた問題には付せんや印をつけて4週目5週目とできるまで繰り返します。この時に思ったのは一回でじっくり取り組めば一度で済むのではないかという疑問です。思いつく限り整理をしてみました。

 

じっくり解くことのメリットデメリット
メリット

一問一問を整理して解くので理解が深まり記憶に定着する
計算問題で実際に公式や解法を使いこなせる
難問と言われる問題を自分で考えてアプローチできる
知識が深くなる

 

デメリット

一問にかける時間が多くなる。
余計なことまで調べてしまう。
ある程度まとまった時間が必要になる

 

 

スピード重視で繰り返し解くことのメリットデメリット
メリット

問題のパターン化をすることができる
知識を広く浅く取り入れることができる。
標準難易度の問題をカバーできる
一回当たり短時間で済むのでスキマ時間にも勉強できる

 

デメリット

難問に対応できない

 

公務員試験はスピード重視で広く浅く

学問的な研究だったら、関連書籍を読みながらじっくり考える方がいいと思います。ただ、公務員試験は問題傾向がパターン化されたものが多いです。それを時間内にすべて解くのですから、スピード感が求められます。

 

中学生のころ数学が得意で毎回成績上位だった友人に聞いてみたのですが「わからない問題をじっくりと考えることが大切で、考えるのに数日かかったってわかるまで取り組む」と教えてもらったことがあります。当時はそうなのかぁとちょっと真似をしてみたりもしましたが、結局続きませんでした。そもそもこの方法は数学が大好きで、事前に数学に対して基本的な知識が身に付いているからできる技なのです。知識がない人間がいくら考えたって意味がないんですよね。

 

味気無い言い方ですが、ちょっと考えてみると簡単です。例えば、掛け算九九がわからない子供に体積の計算方法を考えさせてわかるでしょうか?きっと、何から手を付けていいのかもわからないはずです。

 

公務員試験も同じです。経済学の計算問題はそれを解くための公式を覚えているでしょうか?その公式も知らずにグラフだけを見て考えても何も生み出せないのです。

 

じっくり考えて問題に取り組むことも大切な勉強方法だと思いますが、公務員試験においては合わない場合が多いでしょう。仮に難問と言われる問題が解けたとしても配点は同じなのです。難問も普通の問題も同じ1点です。

Sponsored Link


 

さらに公務員試験は範囲がとても広いです。一つの科目であってもいくつもの章に分かれていて、それぞれで異なる知識が必要になります。一つの章を完璧にカバーしたとしても他の問題が知識不足では落ちてしまいます。その上、広く浅くカバーした場合は覚える労力が少なくて済みます。普通の問題は難問に比べればはるかに簡単です。純粋に覚えて終わりということもあるでしょう。

 

公務員試験は一問ごとに分解していくと単体では難しい問題はほとんど出てきません。スピード重視で解放パターンを繰り返し繰り返し頭の中に入れていく方が効率がいいです。

 

じっくり考える勉強法は国税専門官に合格して、税法解釈のときにやればいいんです。ただ、じっくり考えるためには、基本的な知識があって初めてできますので、学習初期は公務員試験に限らず広く浅くから入るのがいいのかなと思います。

 

 

当時の心境

忙しかったり、結果が伴わないと漠然とした不安に襲われて、なんでもいいから原因を探したくなります。原因がわかれば対策できますからね。それに昔から同じで正体のわからないものに対する恐怖って結構なウェイトを占めるのだと思います。勉強方法についても悩みましたが修正は特にせず、従来の方法を進めています。

 

相談する相手がいないとうのは確かに独学のデメリットではありますが、相談したいっていうときってホントに数えるほどです。1回2回の話です。相談内容を考えてみると、成績が上がらなくて不安とか、勉強時間が確保できないとか、勉強内容そのものではなくてただ不安を聞いてほしいっていうだけの場合が多いです。学習方法が固まっているのであれば相談するよりも勉強するほうが精神安定はします。

 

2月くらいから気晴らしに何かするということが減りました。ストレスも何も勉強して国税専門官に合格して、転職ができればすべて解消できるのですから。発散も何もないです。結果が全てを救ってくれます。

 

 

仕事・生活リズム

この時は22時くらいまで仕事をする時期です。体がきついですが、それを理由に勉強しないという選択肢はありません。この2ヶ月間に勉強出来なければ、他の受験生にさらに差を広げられることになります。この時は、忙しいこともあり気合が入っていました。私は追い込まれた方がアクティブになるようです。

 

こういう時に助かるのがマックです。24時間営業は本当にありがたかったです。家に帰ってまたご飯を食べる体力はなさそうだったので、この時はマックで夕食も済ませました。土日も出勤になりますので、30連勤くらいは覚悟しています。毎日が平日シフトで行動でした。

 

まとめ

一次試験まで時間が徐々に迫ってきています。勉強自体は毎日長時間は無理でも少しでもスー過去を開こうとしています。仕事の中でのスキマ時間を作る意識は高く、ちょっとのスキを見て勉強しています。

Sponsored Link


関連ページ

【17か月前】公務員試験受験を決意する【3月】
とあるきっかけで国家公務員である国税専門官の受験を決めました。当時の私の労働環境を振り返りながら、転職を決めたきっかけを記載しています。
【16か月前】短期合格目指して学習を開始する【4月】
国税専門官試験の本命試験(1次試験)まで17か月の時点での記録をまとめています。このころはまだ現実を知らず、腹をくくっていません。
【15か月前】過去問に挑戦!試験範囲が終わらない【5月】
一回目の国税専門官試験が翌月に迫っているとき、私は何をしていたのでしょうか。過去問の出来に一喜一憂したり、どの科目に注力するか迷走したりしています。
【14か月前】1回目の国税専門官試験!覚悟が決まる【6月】
国税専門官の試験を受けた時です。これで今後の覚悟が決まった重要な月です。ただ、学習パターンは試行錯誤しています。
【13か月前】専門科目の過去問を中心に取り組む【7月】
まだ公務員試験に対して試行錯誤しています。働きながら独学での合格までの道のりです。
【12か月前】ダレ始める。夜も朝も上手くいかない【8月】
家に帰っても寝てしまったり、土日に何もしない日があったりします。仕事の疲労とかもあるのかもしれません。他の勉強法を試したりしています。
【11か月前】仕事の合間にも勉強時間を作り始める【9月】
このころから仕事のスキマ時間にも勉強をし始めます。そして、自分の仕事がこれ以上増えないように業務量をコントロールするようになりました。これも一種の自己防衛なのかもしれません。
【10か月前】勉強リズムは安定。来月には社内試験がある【10月】
社内イベントが入ってくる頃です。働きながら公務員試験の勉強をしている私としては地味に厳しいのですが、しっかり取り組んでいます。
【9か月前】初めての公務員試験模試【11月】
11月のイベントも何とか消化して、自分の中に課題を見つけています。
【8か月前】模試の結果が国税専門官D判定【12月】
公務員試験模試の結果が返ってきたり、別の模試を受けたり、勉強方法の見直しをしたりと、転換点だったのかなと思います。
【7か月前】正文化は順調、国税専門官模試のエントリー【1月】
年が明けました。勉強は一応順調です。正文化作業もすべてではないですがほとんど終わりになっています。
【5か月前】過去問500に挑戦!学習量は停滞【3月(2回目)】
いよいよ一次試験まで時間が限られてきました。働きながら独学で公務員試験もこの辺が山場かもしれませんが、やっていることは基本的に同じです。
【4か月前】模試が全て終わり、自分の弱点がはっきりする【4月(2回目)】
国税専門官試験一次試験まで残り2ヶ月です。最後の最後に自分の弱点がわかり、そこを重点的に対策を始めます。
【3か月前】国税専門官模試はすべてC判定、いよいよ来月【5月(2回目)】
翌月は国税専門官一次試験本番が始まります。5月は直前期ということもあり、かなりの集中力を発揮できています。この集中がもっと早くから出来ていればなぁ
【2か月前】2回目の国税専門官試験本番とその直前1週間【6月(2回目)】
事実上の試験本番です。この日のために一年以上勉強してきました。国税専門官、一次試験受験時の回顧録です。
【1か月前】国税専門官一次試験合格、面接など【7月(2回目)】
国税専門官試験は無事に2次試験へ駒を進めることができました。一次試験の総括と2次試験のことを書いています。
【0か月】国税専門官最終合格、内定獲得へ【8月(2回目)】
国税専門官、採用面接試験です。ここまでくると書くことがあまりありません。