【8か月前】模試の結果が国税専門官D判定【12月】

一次試験まで半年!この頃が転換点となるか?

11月の模試の結果が返ってきました。なんとD判定です。そして、12月は別の模試も受けています。この12月末になって初めて「公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法」を読みました。しばらくこの本のやり方に沿って勉強を進めていきます。私には上手く当てはまりました。もっと早く読んでいればよかったと後悔しています。最終的には受かってますから結果オーライですが。

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学習内容

この月は政治学、経営学を中心にスー過去を解いている感じです。そして、LECの公務員トライアル模試を受けています。先月受けた東京アカデミーの公務員模試も結果が返ってきました。月末に読んだ「公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法」を読んで、勉強方針が一気に変わります。

 

模試の結果や勉強方法について

LEC模試の手ごたえ

各種資格専門学校の一つLECが主催する公務員試験トライアル模試を受けました。これも公務員共通という感じで、国税専門官の試験範囲をカバーしているものではありません。そして、今回も自宅受験を選択しています。今回の模試はかなり悪い手ごたえでした。教養試験の取得率は5割程度ですが、専門試験の取得率が3割とかなり落ち込んでいます。

 

学習が進んでいない政治学や経営学での失点です。もちろん行政の分野など、判例を覚えきれていないことも大きな要因でした。学説問題に関しては、その学説の内容と学説をとなえた人が一致しているかや学説名とその内容が一致しているかを問うてくる感じです。

 

この「学説、学説の内容、誰が」の部分を抑えると確実に得点ができるようになります。要は暗記ですが。

 

さすがに凹みましたが、やること自体は間違っていないので次回へのモチベーションにしています。

 

東京アカデミー模試の結果

国税専門官 D判定

 

C判定で合格ラインにのるらしいです。私は合格ラインにはまだ乗っていません。

 

他にも地方公務員とか市役所、国家一般職などの職種分けにより判定が出ていました。私の本命である国税専門官は上記の判定結果です。要因は前月分に記載していますが、教養試験の文章問題が出来ていないこと、専門試験の法律科目の点数が伸びていないことが原因です。

 

偏差値的に見ると真ん中よりも若干下のランクです。自分と同じくらいの実力である人が多くいるということです。ですが、相手のほとんどは学生です。自分よりも環境はいいはずなので、これに甘んじているわけにはいきません。残り半年でどれだけ点数を伸ばすことができるか、学生たちとの競争で確実に勝ちに行くにはどうするかを考え始めます。

 

正文化作業を知る

書籍「公務員試験受かる勉強法落ちる勉強法」を購入しています。この書籍は公務員試験受験に関するノウハウ本です。正直なところ勉強初心者の7月くらいに読み始めていればよかったと後悔しています。詳しくは書籍をご覧いただければと思いますが、一番参考になったのは正文化作業でした。これは問題集の問題に直接解答を書き込むというものです。

 

解答をそのまま書くのではなく、どこが間違っているのか、どう間違っているのか、正しい答えだとするとどういう文章になるのかを書き込みます。赤ペンで書き込めば、赤シートを使って隠すことができます。この作業をすることで、復習がとても効率よく進みます。

 

いままでは問題を解いて、番号をメモして、解答解説を読むという流れでしたが、これによりいちいち解答解説のページをめくらなくても即座に確認作業ができます。解答番号を書いたメモも作る必要がありません。

 

 

拡大するとこんな感じになります。字がへたくそですねぇ…

 

公務員試験はすべて○×問題

公務員試験は択一マークシート方式の試験です。例えば、選択肢が5つあったとしたら、その中から〇が1つ、×が4つとなります。問題によっては次の中から正しい内容のものはいくつあるかという問題もありますが、〇×問題であることには変わりありません。〇×問題であるということは、文章の中に間違いを散らばせることになりますが、この間違いを散らばせることそのものが結構難しく、バリエーション豊かには作成できないのです。必然的にどの部分に間違いを隠すかについてはパターンが決まってきてしまい、傾向がつかめるということです。

 

正文化作業で間違いの隠し先を掴む

スー過去を正文化していくと、ある程度どこに間違いが隠されているかを把握することができるようになります。この文章の配置ならこの辺りに間違いが隠されていそうだから、この学説名と内容は…という感じでアプローチしていくと問題を早く解くこともできます。

 

 

スー過去の正文化作業を進める

法律科目などの暗記科目はこの方法で勉強を続けていました。この時は既に12月下旬だったので、最初に作業したのは会計学でした。いよいよ会計学の出番となります。

 

正文化作業は問題に解説を書き込む作業そのもので勉強できます。問題に間違ったことを書き込んでしまうと、間違ったまま覚えてしまいますので解説をしっかりと読みながら書き込んでいます。当然書き間違えも出ますので、消せるボールペンを使いましょう。

 

この作業は2月上旬で全科目完了しています。一度普通に解いていますから、作業もスムーズに進みました。

 

6月試験のホテルを予約している

これはこの時期にやる必要はないのですが、毎年会場は同じ地域でやるはずなのでもうホテルの予約を入れてしまいました。都心ですから電車一本で行ける距離であればどこでもいいと思います。私はホテルから会場まで30分くらいで移動できる場所に予約をしました。

 

なぜその距離かと言いますと、移動時間が30分くらいだとちょうどいいんです。いろいろ考えたり、精神統一できたり、不安なことがあったら調べることができますからね。これが近すぎると緊張感がなくなりますし、遠すぎると移動リスクや疲労が出てしまいます。

 

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当時の心境

6月(厳密には4月)から勉強を開始しているにもかかわらず、なかなか成績が伸びてきていません。一回目の本試験ではなぜあの点数が取れたのか疑問に思います。やはりD判定だったのはショックですが、この時期は受験層も限られてくるでしょうしあくまで参考だと割り切っています。それでも危機感が出始めたのは確かですね。

 

仕事・生活リズム

私がいた職場は定期的に上司との面談がありました。どこの職場でもあるとは思いますが…。その時に将来どういったキャリア形成をしたいかという質問に答えなくてはなりませんが、正直、転職する気なので何も思いつかないんですよね。なんて答えたか記録にも記憶にも残っていませんが、当時の私は上司にどのような嘘をついていたのでしょうか…

 

当時のストレスの要因って職場にいることだったので、勉強することがストレス解消という何ともいい循環になっています。勉強自体がストレスになるのが普通かもしれません。ましてや仕事しながらですからね。ですが、この勉強する理由は「転職したい」ということです。私の目的のためにする行動は全部建設的な行動ですからね。あぁしたいこうしたいという願望に基づいた行動ですから、勉強自体がストレスになることはありませんでした。

 

それでも気分転換のようなことはしていますけれどね。お菓子食べたり。

 

年末年始は勉強してましたよ。1月から3月まで繁忙期になりますからね。年末年始がまとまった休みの最後になります。きっと他の受験生もこの時にガツンと勉強しているはずです。多分。

 

まとめ

模試の結果によってモチベーションが上がっています。危機感と言った方が正しいかもしれませんね。勉強方法も抜本的に変わってきて、この方法で最後までやっています。正文化と音声学習の2本柱で直前期まで進みます。

 

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