不動産業界から公務員に転職できた

不動産業界から公務員に職場を変えた体験談

今回は激務で有名な不動産関係で見事公務員に転職できた方です。転職理由は一生この仕事は無理と私と同じで親近感が湧きますね。

 

不動産業の給料は歩合に頼ることが大きいので、結果が出れば高収入、結果が出なければ薄給となるシビアな業界です。

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エピソードとその解説

 

不動産業界で働いていました。不動産に関係した営業職は高給でも休みがありません。
その上、契約の締結がなければ薄給でプレッシャーもありました。
一生続けていけるのかと考えたときに無理という結論に至ったため、公務員試験を受けて転職することを選びました。
しかしながら、公務員の壁は考えている以上に高かったです。
まず第一に、公務員を目指すには民間企業とは違って面接に加えて筆記試験があります。
公務員試験の筆記試験は、教養試験及び専門試験に区分されています。
科目数は教養試験及び専門試験トータルでおおむね30科目もあります。
そして、最も大きな問題は学習時間の確保でした。
予備校に通学する時間がなかったので、本屋で参考書を買って、仕事終わりはカフェ、お休みの日には図書館で学習をし、誘惑が少ない所で集中して勉強できる環境を整えました。
こういった勉強方法を行いつつ、日々を過ごし、公務員試験に合格するまで勉強期間は3年を要しました。
現在は転職して充実しています。


 

時間の確保に苦労した

不動産業は土日も夜中も関係ありません。個人客が相手であれば、お客さんが休みの土日に仕事をして、お客さんの仕事終わりが夜中になれば夜中にも会いに行くということが多いです。

 

こういった環境の中で勉強されたのですからとてもつらかったと思います。

 

仕事終わりにカフェに行き、休日は図書館で勉強するというのはとてもいいと思います。疲れた身体で家で勉強しようと思っても、ソファで寝てしまったり、ちょっとだけと思いつつもテレビを見ていたら数時間経っていたというのはよくあります。私は何度も経験しました。

 

私も結局のところカフェや図書館によく行っていました。自分を無理やりにでも勉強する環境に置くことで、どんなに疲れていても何かはするという風に仕向けるのです。

 

3年は長いですね

私だったら3年間だと心が折れてしまっているかもしれません。激務なので時間が足りないというのはわかりますが、期限を決めて一気に集中しきった方が気持ちが楽だと思います。

 

3年計画であればいいのですが、転職に3年かけると、現職時のモチベーションにも大きく影響しますので注意が必要ですね。

 

職場に勉強していることがバレるリスクも試験期間が長引くにつれて高くなっていきます。殺伐とした職場かもしれませんが、もっと殺伐としてしまうかもしれません。

 

私以上の苦労人だと思います。こういった環境でも合格を勝ち取ることができているので、地道に勉強を続けていくしかないのです。

 

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